特殊詐欺被害防いだ銀行警備員に感謝状 警視庁東大和署

東大和署の居原豊署長(右)から感謝状を授与される村田敏夫さん=20日、東大和市(吉沢智美撮影)
東大和署の居原豊署長(右)から感謝状を授与される村田敏夫さん=20日、東大和市(吉沢智美撮影)

特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、警視庁東大和署は20日、三菱UFJ銀行久米川支店(東京都東村山市)で警備員を務める村田敏夫さん(64)に感謝状を贈呈した。

村田さんは昨年12月9日午後0時40分ごろ、ATMコーナーで女性(78)から「お金が下せない」と声を掛けられた。女性はすでに限度額の50万円を引き出しており、不審に思って事情を尋ねたところ「次男から電話で『投資をしてもうけが出たが税金の申告をしなければならず、現金が必要だ』といわれ、引き出そうとしている」などと説明。「詐欺だ」と直感し、行員と30分かけて女性を説得、次男と連絡を取らせ、被害を未然に防げたという。

村田さんは「普段から利用客の動きに注意を払ったり、丁寧に話を聞いたりすることを心がけている。日ごろの取り組みが実を結んだ」と笑顔をみせた。東大和署の居原豊署長は「これからも積極的な広報と街の人との連携で被害防止に努めていきたい」と話した。

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