神戸が2-1で傑志下し、白星発信 ロティーナ監督「心理的にいい流れ」

傑志戦で雄たけびをあげる神戸の郷家(C)VISSEL KOBE
傑志戦で雄たけびをあげる神戸の郷家(C)VISSEL KOBE

ロティーナ新監督率いる神戸が粘り強い試合運びで渇望していた初白星をマークした。19日にタイのブリラムで行われたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)。2-1で傑志(香港)を下し、1次リーグ突破に向けて幸先良いスタートを切った。指揮官は「前半はボールを持ち、試合を支配できたが、後半は相手の方がいいプレーをしていた。ただ、一番大事なのは悪い流れを断ち切って勝ち点3を奪うこと。(白星により)心理的にもいい流れになる」と強調した。

大黒柱のイニエスタを欠く神戸は4-3-3の布陣。激しくプレスをかけてくる相手に対し、左右のアウトサイドで起用したボージャン、郷家を中心に攻撃を組み立てた。前半15分、ボージャンの左クロスを相手GKがはじいたところに郷家が詰めて先制。その後はあえて急いで攻めず、リスク管理を徹底。後半はなかなかボールをつなげなかったが、攻勢を強めた相手をしっかりブロックを敷いてはね返した。

後半40分には途中出場の2人で追加点。左サイドを個人技で突破した汰木がタイミングを見計らって絶妙のクロスをあげ、遠いサイドに走り込んだ井上がフリーで蹴り込んだ。J1リーグ戦で開幕から10戦未勝利となっている重圧からか、最後は守備がバタついて1点を返されたが、なんとか逃げ切った。「選手同士がトライして解決できた。戦うたびに成長できたら」と先制点の郷家。ロティーナ監督は「試合の結果はポジティブなものだが、攻撃でも守備でも改善すべきものはたくさんある」と前を見据えた。(北川信行)

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