陛下、種もみまかれる 皇居の稲作 春の恒例行事

皇居の生物学研究所脇にある苗代に種もみをまかれる天皇陛下=19日午後(宮内庁提供)
皇居の生物学研究所脇にある苗代に種もみをまかれる天皇陛下=19日午後(宮内庁提供)

天皇陛下は19日午後、皇居内の生物学研究所脇にある苗代にうるち米の「ニホンマサリ」と、もち米の「マンゲツモチ」の種もみをまかれた。

皇居での稲作は昭和天皇の時代から続く恒例行事。陛下はグレーのジャンパーに紺のズボンのお姿で苗代の前にしゃがみ、小さなかごに入った種もみを数粒ずつ手に取ると、1区画30センチ四方に区切られた苗代4区画に均等になるよう、丁寧にまかれていた。

稲が順調に育てば、陛下が5月中旬ごろにも田植えをし、秋に稲刈りをされる見通し。収穫された米は宮中祭祀(さいし)にも使われる。

会員限定記事会員サービス詳細