茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園で、約530万本のネモフィラの花が見頃を迎えている。丘一面が青空のような色に染まる姿が今月末ごろまで楽しめ、19日には多くの来園者がスマートフォンなどで撮影していた。
ネモフィラは、北米産の一年草。花は直径約3センチで、青色の花と唐草模様のような葉の形にちなみ「瑠璃唐草」や、赤ちゃんの澄んだ瞳を意味する「ベイビーブルーアイズ」とも呼ばれる。
千葉県の奥山彩さん(30)は、夫と間もなく1歳の誕生日を迎える娘と3人で来園し「遠目には海だと思ったら、きれいなネモフィラ畑だった。娘が大きくなったら行ったことを話そうと思う」と笑顔を見せた。