全国学力テスト実施 コロナ禍の影響も焦点

全国学力テストに臨む小学6年の児童=19日午前、大阪市生野区の市立巽東小学校(沢野貴信撮影)
全国学力テストに臨む小学6年の児童=19日午前、大阪市生野区の市立巽東小学校(沢野貴信撮影)

小学6年と中学3年を対象にした文部科学省の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)が19日、行われた。国語と算数・数学に加え、4年ぶりに理科を加えた3教科での実施となり、約208万5千人の児童・生徒が参加した。結果は7月下旬に公表される。

文科省によると、修学旅行などで後日実施となった学校も含め、小学校約1万9千校の約105万1千人、中学校約1万校の約103万4千人が参加。国公立は全校、私立の参加率は46・3%だった。平成23年度は東日本大震災で、令和2年度は新型コロナウイルス禍の一斉休校で中止となり、今回で14回目となる。

小中ともに、「主体的・対話的で深い学び」を掲げた新学習指導要領を踏まえ、複数のデータを読み解くなど思考力や表現力を問う出題が目立った。生活習慣や学習環境について質問調査も行われた。

理科では、平成30年度の前回調査で鮮明化した「理科離れ」の状況が改善されているかどうかが注目される。コロナ禍が学力に与える影響も令和3年度調査に続き、焦点となる。

学校別成績などを公表する際は過度な競争を招かないよう配慮が求められる。

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