米財務省は18日、イエレン財務長官が20日に米首都ワシントンで開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に一部出席すると発表した。今週訪米予定のウクライナのシュミハリ首相や、日本の鈴木俊一財務相と、それぞれ2国間の会談を開くことも明らかにした。
G20からのロシア排除を主張するイエレン氏は当初、ロシアが出席する場合は欠席すると表明。一方、ロシアのシルアノフ財務相はオンラインで出席する見通しで、イエレン氏の対応が注目されていた。
米財務省によると、イエレン氏は20日に開かれる先進7カ国(G7)財務相・中銀総裁会議に米国代表として参加。同日のG20会議は「厳選したセッション」に参加するとしている。ロシアによるウクライナ侵攻後、20日はG20として初の閣僚級会合となる。