浪速風

ワクワクさせる万博を

3年後の大阪・関西万博の楽しみの一つは、シャワー機器を製造するサイエンス(大阪市)が出展する「近未来型の人間洗濯機」である。エキスポ70の大阪万博では三洋電機(現パナソニック)が「人間洗濯機」を出展した。その進化版に挑戦するため、同社は当時の三洋の開発者らも入れたという

▶52年前の万博では、小学生だった筆者は電気自動車に初めて乗った。テレビ電話はワクワクしながら使った。動く歩道もおっかなびっくり利用した。今や、こうしたモノは街中にあふれ、幼稚園児でも驚かない。しかし、人間洗濯機は市販に至っていない

▶子供のころ、人間機関車と呼ばれる陸上選手がいた。人間発電所の異名を取るプロレスラーも見た。人間離れしたという称賛を込める場合に「人間何とか」という言葉が使われた気がする。人間洗濯機も、そんなモノが作れるのかという驚きと好奇心を呼ぶ名だ。子供をワクワクさせる万博の先頭に立ってほしい。

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