兵器工場跡地に平和資料館 長崎原爆の当初投下目標

記念植樹をする(左から)北九州市の北橋健治市長、長崎市の田上富久市長=19日午前、北九州市
記念植樹をする(左から)北九州市の北橋健治市長、長崎市の田上富久市長=19日午前、北九州市

長崎原爆の当初の投下目標で、現在の北九州市小倉北区にあった旧日本軍の兵器工場の跡地に、戦争と市民の関わりを伝える「北九州市平和のまちミュージアム」が完成し、北九州市が19日、記念式典を開いた。北橋健治市長とともに長崎市の田上富久市長も出席。テープカットや記念植樹をした。

兵器工場「小倉陸軍造兵廠」の関連資料や戦争体験者の証言などを紹介。昭和20年8月8日の八幡大空襲から、翌9日の長崎原爆投下までを描いたアニメーションを360度シアターで放映するなど、先端技術も取り入れた。

式典後、館内を見学した田上市長は「戦争の記憶が失われつつある時代に、長く平和の大切さを伝えていける場所が生まれた。未来に向けて非常に大きな一歩だ」と語った。

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