【ワシントン=大内清】バイデン米大統領は19日午前(日本時間同日夜)、同盟・パートナー諸国首脳らとのオンライン会合を開催し、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援や、ロシアへの締め付け強化などに関する連携を協議する。ホワイトハウスが18日、発表した。日本の岸田文雄首相や欧州諸国の首脳らが出席するとみられる。
露軍は4月上旬までにウクライナの首都キーウ(キエフ)周辺から撤収し、現在は東部制圧に向けて兵力を集中。これに対し、米欧はウクライナの防衛を支援するため、火力に主眼を置いた兵器の供与などを進めている。
会合ではこうした軍事支援の状況のほか、ウクライナへの財政・人道支援のあり方、露軍に破壊された市街地の復興に向けた協力などが議題となる可能性がある。