薄紫色のカーテン 京都・平等院で藤の花咲き始め

華麗な薄紫に咲いた藤の花。奥は鳳凰堂=京都府宇治市
華麗な薄紫に咲いた藤の花。奥は鳳凰堂=京都府宇治市

平等院(京都府宇治市)にある国宝・鳳凰(ほうおう)堂のそばで藤の花が咲き始め、垂れ下がる〝薄紫のカーテン〟が訪れた人の目を楽しませている。23日頃から見頃を迎え、1週間程度続く。

平等院によると、藤の花は建立した藤原一族の家紋とされ、鳳凰堂の北側に樹齢約300年の古木4本がある。藤棚(20メートル四方)に枝を広げ、今年は約1万2千の花房が華麗な薄紫に彩る。今月に入り気温が高くなったこともあり、例年より見頃が早まりそうという。

18日午前には参拝者が、朱の鳳凰堂を背景に写真を撮る姿が見られた。大阪府高槻市の女性(39)は「こんなに広がっている藤の花を見たのは初めて。すごくきれい」と話した。

担当者は「境内のツツジもまもなく見頃を迎えそう。新型コロナウイルスの感染には注意しつつ、外出のきっかけになれば」としている。(森西勇太)

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