独立系メディア「ノーバヤ・ガゼータ欧州」は17日、ウクライナ軍のミサイル攻撃で沈没したロシア軍の黒海艦隊旗艦のミサイル巡洋艦モスクワについて、乗組員約40人が死亡、多数の負傷者が出たと報じた。乗組員の母親の話としている。
また、27人が行方不明になったとの別の乗組員の家族による証言も伝えた。
ウクライナ軍は、巡航ミサイル「ネプチューン」で巡洋艦モスクワを攻撃したと表明。ロシア側は、ウクライナの攻撃には触れず、艦内の弾薬が爆発した後に沈没したと説明したが、乗組員は避難したと発表した。死者の有無には言及していない。
ノーバヤ・ガゼータ欧州は、ロシアで活動を停止した独立系新聞ノーバヤ・ガゼータの一部ジャーナリストが立ち上げた。(共同)