フェンシング男子フルーレのワールドカップ(W杯)は17日、ベオグラードで行われ、飯村一輝(慶大)が3位に入った。日本協会によると、同種目で18歳3カ月でW杯表彰台に立つのは、2008年北京大会から五輪2大会連続銀メダルを獲得した太田雄貴の18歳7カ月を抜いて日本選手最年少となった。
飯村はベスト8入りを懸けた試合で東京五輪個人4位の敷根崇裕(ネクサス)を15―10で破り、準々決勝はドイツ選手に快勝。準決勝でイタリア選手に敗れた。
5日にドバイで行われた世界ジュニア・カデ選手権のジュニアで頂点に立ったホープは「世界ジュニアで優勝したことが弾みとなってW杯で3位になれたと思う。今回の結果で満足はしていないが、このメダルを自信に変えて、引き続き精進していきたい」とコメントした。(共同)