米韓両軍は18日、合同軍事演習を始めた。コンピューターシミュレーションによる指揮所演習で、28日までの予定。韓国軍合同参謀本部は「実動訓練は行わない」としている。しかし北朝鮮は強く中止を求めており反発は必至で、朝鮮半島情勢の緊張が高まっている。
北朝鮮の対南宣伝サイト「わが民族同士」は17日「侵略者、挑発者は必ず対価を払うことになる」と演習を非難する記事を掲載した。16日にも新型とするミサイルを発射したばかり。演習期間中の25日には、北朝鮮で朝鮮人民革命軍創建90年を迎える。日米韓は、北朝鮮が軍事パレードや核実験などで国防力強化を誇示する可能性があるとみて警戒している。(共同)