ノババックスのワクチン了承 コロナで4種類目 厚労省部会

厚生労働省が入る中央合同庁舎第5号館外観=東京都千代田区(納冨康撮影)
厚生労働省が入る中央合同庁舎第5号館外観=東京都千代田区(納冨康撮影)

米バイオテクノロジー企業のノババックスが開発した新型コロナウイルスワクチンについて、厚生労働省の専門部会は18日、国内での使用を承認することを了承した。厚労省が近く正式承認し、国内4種類目の新型コロナワクチンとなる。

国内で生産、流通を担う武田薬品工業が昨年12月、承認を申請していた。政府は1億5千万回分の供給を受ける契約を同社と結んでおり、まずは5月下旬に各都道府県に計約10万回分を発送する。

ノババックス製は、ウイルスのタンパク質の一部を使う「組み換えタンパクワクチン」と呼ばれるタイプで、米ファイザーや米モデルナの「mRNAワクチン」などとは仕組みが異なる。18歳以上を対象に3週間の間隔で2回接種。追加接種は2回目から半年以上後に行う。すでに別のワクチンを接種した人への3回目の接種として用いることも想定されており、今後、別の審議会で議論する。

ノババックス社は米国などでの臨床試験で約90%の発症予防効果を確認したとしており、すでに欧州連合(EU)などで使用が認められている。冷蔵(2~8度)で保存可能で輸送や管理がしやすいとみられる。

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