スピードスケート女子の高木姉妹、故郷の幕別町で報告会

地元での報告会を終えて会見する高木美帆選手(左)と姉の高木菜那さん=17日、幕別町百年記念ホール(坂本隆浩撮影)
地元での報告会を終えて会見する高木美帆選手(左)と姉の高木菜那さん=17日、幕別町百年記念ホール(坂本隆浩撮影)

北京冬季五輪のスピードスケート女子競技メダリストの高木菜那さん(29)と妹の美帆さん(27)が17日、故郷の北海道幕別町で町などが主催するオンライン報告会に出席した。姉の菜那さんは今月5日に現役引退を表明しており、「高木姉妹」としては最後の凱旋(がいせん)で「地元の皆さんの応援がうれしかった」などと感謝の思いを語った。

会場の幕別町百年記念ホールでは、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から地元のスピードスケート少年団ら小中学生170人に来場を限定。会場の様子はオンラインを通じて町民などに配信された。

冒頭、幕別町から平昌大会後に続く2度目の特別町民栄誉賞が贈られ、飯田晴義町長が「2人の活躍を見て感動した。この町から2人に続く次のオリンピアンが出るとうれしい」などと語った。

長野五輪のスピードスケート男子500メートル金メダリストの清水宏保さんの司会で行われたトークショーでは、五輪の平昌大会や北京大会のエピソードなどを紹介。菜那さんは引退後の動向について、メディアでの活動を含め「スポーツの楽しさを教えていきたい」と笑顔で次の目標を掲げた。

報告会終了後の会見で美帆さんは「空気がおいしく、夜はまだ寒い幕別町に懐かしさを感じた」と笑いを誘いつつ、「今がコロナ禍でなければ皆さんにメダルを見せられたという思いもあるけれど、(会場の)子供たちとの触れ合いやオンラインで皆さんに感謝の気持ちを伝える場ができたことに感謝したい」と率直な思いを語った。

菜那さんは「どこに行っても『帰る場所はここ』と思ってやってきた。その場所で最後のごあいさつできてよかった」などと述べ、故郷への気持ちを示した。

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