トヨタが圧巻V2、選手層厚み増す バスケWリーグ

優勝を喜ぶトヨタ自動車の選手たち=東京・国立代々木競技場
優勝を喜ぶトヨタ自動車の選手たち=東京・国立代々木競技場

バスケットボール女子Wリーグのプレーオフは、東京・国立代々木競技場で2戦先勝方式の決勝第2戦が行われ、レギュラーシーズン2位のトヨタ自動車が同5位の富士通を87―71で下して2連勝とし、2季連続2度目の優勝を果たした。

昨シーズン、ENEOSの12連覇を阻んだトヨタ自動車は、今季も女王の座を明け渡さなかった。前夜の雪辱に燃える富士通を圧倒して2連勝し、2連覇を達成。13得点した馬瓜エは「みんなで努力してここまで来られた」と誇った。

最終クオーターで逆転した第1戦とは一転、序盤から主導権を握った。187センチのシラを中心にインサイドから得点を稼ぎ、相手の警戒が中に向くと山本や三好が外から3点シュートを射抜いた。ゴール下を固めた守備も粘り強く、富士通に最後までリズムをつかませなかった。

昨年の東京五輪には3人制で出場した山本、馬瓜スを合わせて5人の日本代表を送り出し、それぞれが経験値を高めた。昨季プレーオフMVPの安間は海外挑戦中。その穴を22歳の山本は見事に埋め、馬瓜スが「ここまで成長したのはすごい」と舌を巻く大活躍を見せた。大卒新人のシラもレギュラーに定着し、選手層は昨季より厚い。

今季限りで現役を退く五輪代表の三好の存在も大きかった。昨季まで主将を務めた28歳の花道を飾ろうとチームはさらに結束。三好は「素晴らしいメンバー、スタッフとバスケができて幸せ」と涙ぐんだ。(奥村信哉)

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