立民泉氏、初陣の石川補選敗北なら「選挙の顔」に傷

参院石川補選で応援演説する立憲民主党の泉健太代表=17日午前、石川県小松市
参院石川補選で応援演説する立憲民主党の泉健太代表=17日午前、石川県小松市

参院石川選挙区補欠選挙(24日投開票)は17日、選挙戦最後の日曜日を迎え、立憲民主党の泉健太代表は石川県で同党公認候補への支持拡大に努めた。参院石川補選は、泉氏にとって代表就任後初の国政選挙でもある。勝利して参院選への弾みとしたいところだが、惨敗すれば「選挙の顔」として傷も付きかねない。

「急激に円安が進み、物価がさらに上がっているが岸田文雄政権は何もやっていない」。泉氏は同県小松市で街頭演説し、今年度補正予算の今国会中の編成に慎重な首相を批判した。

一方「立民は批判ばかりではない」とも訴え、給食費無料化など子育て政策を強化する党の案もアピールした。

立民は、自民が知事選のしこりを抱える状況を好機と捉え補選に力を注ぐ。すでに逢坂誠二代表代行や西村智奈美幹事長が現地入りしたほか、当選1~4回の党所属衆院議員にも最低1度の応援を求めている。

ただ、石川には自民が厚い支持基盤を持ち、知事選では立民県連の推薦候補が3位に沈んでいる。泉氏は補選の形勢逆転には「相当な努力をしなければならない」と厳しく語る。共産党が独自候補を立て、野党票が分散するのも痛手だ。

党幹部は「負けてもともと。首相も昨年、地元の参院広島選挙区再選挙で負けた」と予防線を張る。しかし泉氏の地元の京都府では、1議席を争った10日の府議補選を日本維新の会が制し、立民は自民と共産にも及ばず4位にとどまったばかりだ。党内には焦りも広がる。(沢田大典)

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