ジオグリフ騎乗の福永「してやったり」 皐月賞

【競馬中山】11R・皐月賞 1着・14番 ジオグリフ 笑顔で引き揚げる福永祐一騎手=中山競馬場(撮影・岡田亮二)
【競馬中山】11R・皐月賞 1着・14番 ジオグリフ 笑顔で引き揚げる福永祐一騎手=中山競馬場(撮影・岡田亮二)

競馬の第82回皐月賞(中山11R、2000メートル芝、18頭、GⅠ)が17日行われ、5番人気のジオグリフ(福永祐一騎乗)が1分59秒7で優勝した。

ジオグリフのゴール直後のガッツポーズには「してやったりの気持ち」にあふれていた。5番人気の「伏兵扱い」に、「うまく馬を誘導できれば勝てると思っていた。達成感があるね」。福永はニヤリとしてみせた。

「勝つためにはどうしたらいいか」を第一に、綿密にレースプランを練り上げ、その通りに騎乗してクラシック1冠を手に入れた。「ポイントだから集中していた」というスタートを決め、6、7番手の位置取りに成功。第4コーナーに入ったところで余裕を持って外に出した。ライバルに並びかけられるとステッキを入れ、残り100メートルで伸びて差し切った。

ジオグリフは今年のクラシック3冠の権利を持つ唯一の馬となった。2冠目となる日本ダービー(5月29日)の距離は400メートル伸びて2400メートル。福永は「距離が課題だね。でも走ったことがないからこそ、適性はわからないよ」。木村調教師は「難しいですね。まあ、チャレンジしていくしかない」と力を込めた。

喉鳴りという競走馬には厳しい疾患も抱える。栄光への壁は高いが、福永には2020年にコントレイルで3冠を達成した強みがある。(佐竹修仁)

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