JI鹿島が首位浮上失敗 樋口「勝利増やさないと」

後半、鹿島・常本(左)と競り合う名古屋・斎藤=カシマ
後半、鹿島・常本(左)と競り合う名古屋・斎藤=カシマ

サッカーの明治安田J1第9節は、カシマスタジアムで鹿島が名古屋と0―0で引き分け、勝ち点19とした。

鹿島は首位浮上のチャンスを逃した。ホームの後押しを受けて試合終了まで攻め続けたものの、ゴールが遠い。勝ち点1を何とか拾い、バイラー監督は「選手は最後まで勝ち点3を目指して戦ってくれたが、明らかなチャンスはなかった」と振り返った。

なかなか調子の上がらない名古屋を相手に、主導権は握った。敵陣で長くゲームを進め、今季の売りものである鈴木、上田の強力2トップにボールを集めた。しかし、組織としての連動性は物足りず、5バックの相手堅守をこじ開けることはできなかった。

鈴木は「勝ち点1を持って帰ろうと思っている相手を崩せなかった。攻撃のバリエーションを増やしたい」と反省。樋口は「もっと攻撃に人数をかけないといけなかった。タイトルを取るために勝利を増やさないと」と課題を挙げた。

クラブで初めて欧州出身となるスイス人のバイラー監督を迎えた今季、9試合を終えて6勝1分け2敗は悪くないスタートだ。ただ、鹿島に求められるのは常勝。2018年アジア・チャンピオンズリーグ以来となる主要タイトル獲得への挑戦が続く。(奥山次郎)

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