米、5月にASEANと特別首脳会議 中国に対抗

バイデン大統領(ゲッティ=共同)
バイデン大統領(ゲッティ=共同)

【ワシントン=大内清】バイデン米政権は16日、米国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の特別首脳会議を5月12、13日にワシントンで開催すると発表した。中国の影響力拡大に対抗し、米国が重視するインド太平洋の結節点である東南アジア地域を取り込む狙いがある。

サキ大統領報道官は声明で、バイデン政権にとり、「(米国が)東南アジアにおける強力で頼れるパートナーであることは最優先事項だ」と強調。中国を念頭に、自由で開かれたインド太平洋の前進に向けたASEANとのさらなる協調を模索する考えを示した。

バイデン大統領は昨年10月、米首脳としては4年ぶりに米・ASEAN首脳会議に参加したほか、高官を相次いで地域に派遣するなど東南アジア重視の姿勢を鮮明にしている。それらの成果を踏まえ、5月の特別首脳会議では新型コロナウイルス禍からの回復や気候変動対策、経済成長の実現などを支援する米国の取り組みを加速させる考えだ。

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