中学生棋士、仲邑二段が巻き返すか 囲碁女流名人戦第2局始まる

囲碁の第33期女流名人戦第2局に臨んだ仲邑菫二段(左)と藤沢里菜女流名人
囲碁の第33期女流名人戦第2局に臨んだ仲邑菫二段(左)と藤沢里菜女流名人

囲碁の中学生棋士、仲邑菫(なかむら・すみれ)二段(13)が、5連覇を目指す藤沢里菜女流名人(23)に挑む囲碁の第33期女流名人戦三番勝負の第2局が16日午前10時、東京都千代田区の日本棋院で始まった。藤沢女流名人が連勝で5連覇を達成するか、仲邑二段が巻き返すか注目の一戦だ。

仲邑二段は、タイトル戦初勝利をあげて第3局(20日)に持ち込みたいところ。濃紺のセーター姿の仲邑二段は開始5分前に入室し、碁盤や石の入った碁笥(ごけ)を手ぬぐいで拭き清めた。カメラのシャッター音がするたび、その方向に目だけを動かすことも。直後に焦げ茶色のジャケットを羽織った藤沢女流名人も入り、盤上の一点ををみつめ精神を集中させていた。

立会人の小山栄美六段の合図で第1局(14日)とは先・後(攻)を入れ替え、先(黒)番の藤沢女流名人が右上隅に着手すると、仲邑二段が左下隅に応じた。あらかじめ手番が決まっていたため双方研究ずみか、出だしは考慮することなく打ち進められた。持ち時間は各3時間。16日夕方までに決着する見込み。

13歳1カ月の仲邑二段が女流タイトル戦に臨むのは、藤沢女流名人が16歳0カ月で女流本因坊戦(平成26年)に出場したのを大きく上回る最年少記録だ。

第1局は、序盤に優位に立った藤沢女流名人が仲邑二段に付け入るスキを与えず、248手までで白番中押し勝ちしている。

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