米大リーグは15日、ジャッキー・ロビンソンが初の黒人選手として1947年にデビューした同日を記念して「ジャッキー・ロビンソン・デー」を開催した。ロビンソンが現役時代につけ、全球団共通で永久欠番となっている「42」の背番号をエンゼルスの大谷翔平ら30球団の選手が背負った。
大リーグ公式サイトによると75周年の節目となった今年、ニューヨークではロブ・マンフレッド・コミッショナーらが出席して式典が開かれた。同じ黒人選手で米国野球殿堂入りしたケン・グリフィーさんは「彼がいなければ私はプレーできなかっただろう。乗り越えてきた道は想像すらできない」と感謝を込めた。
ロビンソンは62年に米国野球殿堂入りを果たし、72年に53歳で死去した。大リーグでは2004年からジャッキー・ロビンソン・デーが実施されている。(共同)