ソウルからヨボセヨ

ロシア産のカニ人気

韓国国会向けに行われた、ウクライナのゼレンスキー大統領のオンライン演説=11日、ソウル(共同)
韓国国会向けに行われた、ウクライナのゼレンスキー大統領のオンライン演説=11日、ソウル(共同)

ウクライナのゼレンスキー大統領の韓国国会に向けた映像スピーチ(11日)が物議をかもしている。スピーチ内容ではなく、韓国での反応が冷淡過ぎて「これじゃ国際的に恥ずかしい」とマスコミで自己批判の対象になっているのだ。

筆者は当日、スピーチの場面を確認しようと韓国を代表する公共放送KBSテレビの夜9時のニュースを見守ったが、なかなか登場しない。放送されたのは30分たってからで、しかもスピーチの会場はガラガラで空席が目立った。場所は国会議事堂ではなく国会図書館の講堂で、出席者は全議員のうち2割足らずの50人ほどだった。欧米や日本での風景と比べ関心の低さが目立った。

一方、韓国の水産市場ではロシア産の松葉ガニやタラバガニがこのところ人気とか。対ロシア制裁で国際的に取引が激減しているロシア産水産物が安値で韓国に流入し、韓国の消費者の間で人気を呼んでいるというのだ(12日付朝鮮日報)。

この際、日頃は値が張るカニを安く味わえるというわけだ。日本相手だと官民挙げてすぐ「不買運動」というのに。ゼレンスキー大統領は朝鮮戦争の際の韓国に対する国際的支援を指摘しウクライナへの支援を訴えていた。先進国入りを宣言(?)した韓国だが国際感覚はいまだし。(黒田勝弘)

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