「第37回さいたま閨秀展」が埼玉県立近代美術館で開催

第37回さいたま閨秀展が埼玉県立近代美術館で開催されている。同展は、県内の女流作家が会派を超えて作品をするもので、感興を呼ぶ展観となっている。作品を観ると、青木錦舟は、直線を意識したかな作品「いと細く…」。生田海里は、インパクトのある墨象作品「きっと、明日は」。岩田蕙雨は重厚な五言句「江路野梅香」。岩間桃香は、布置の光る隷書「一二三四五」。小野澤美香は、「為」一字を雄大に、斎藤梅苑は滲みを効かせた大字「睡夢」。佐伯方舟は「古今和歌集」を優美に散らし、鈴木青苑は漢字的な章法でかな交じりの「蓬莱山には…」。髙木撫松は、北原白秋「この道は…」を抒情的に、竹澤玉鈴は、武者小路実篤の「自分は一個の人間でありたい…」を静かに主張。本橋春景は、東山魁夷の詩「山桜」を印象的に、蓑口草川の王維詩「鹿柴」も響きがある。全五十一作、多彩な大作が並び、楽しめる。4月17日まで。(敬称略)

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