自衛隊機、支援物資輸送へ ウクライナ周辺 1年程度か

C2輸送機
C2輸送機

ロシアの侵攻が続くウクライナの避難民を支援するため、政府が自衛隊機を活用し、第三国からウクライナ周辺国へ支援物資を輸送する計画を検討していることが14日、分かった。来週にも閣議決定し、4月中にも輸送を開始する方針。自衛隊機の派遣は約1年間に及ぶ可能性もある。

航空自衛隊のC2輸送機1機の使用を想定している。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)がアラブ首長国連邦(UAE)のドバイなどに備蓄している毛布などの人道支援物資を積載し、ポーランドなどウクライナ周辺国へ輸送する。

UNHCRの要請を受け、国連平和維持活動(PKO)協力法に基づく「人道的な国際救援活動」として実施する。防衛省幹部によると、自衛隊機の派遣は戦闘終結後の復興支援まで含め、今後1年程度続くことが見込まれるという。

松野博一官房長官は14日の記者会見で、派遣の調整状況を問われ、「指摘された支援を含め、政府としてさまざまな支援の可能性を検討していく」と述べた。

ウクライナ支援をめぐっては今年3月、自衛隊が保有する防弾チョッキなどの装備品を空自の輸送機でポーランドへ輸送し、ウクライナ側に提供した。

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