皇室ウイークリー

(739)両陛下、科学者の功績たたえられ 上皇ご夫妻、笑顔で園児にお別れ

日本国際賞の授賞式に臨席するため、会場に到着された天皇、皇后両陛下=13日午後2時31分、東京都千代田区の帝国ホテル
日本国際賞の授賞式に臨席するため、会場に到着された天皇、皇后両陛下=13日午後2時31分、東京都千代田区の帝国ホテル

天皇、皇后両陛下は13日、帝国ホテル(東京都千代田区)を訪れ、社会に貢献した世界的な科学者に贈られる「日本国際賞」の授賞式に臨席された。両陛下が皇居以外で公的な行事に臨席されるのは、昨年8月の全国戦没者追悼式以来、約8カ月ぶり。

新型コロナウイルス禍で2年連続で延期されていた授賞式には、新型コロナワクチン開発の先駆的研究を行った米ペンシルベニア大特任教授のカタリン・カリコ氏ら、令和2~4年の受賞者6人が出席。天皇陛下はお言葉でそれぞれの功績をたたえ、同賞が「人々に幸福をもたらす科学技術の発展に一層寄与するとともに、人類の平和と繁栄に貢献すること」を願われた。

宮内庁によると、式典後、両陛下は受賞者ら一人一人と言葉を交わし、研究内容の説明に熱心に耳を傾けられていたという。

日本国際賞授賞式に臨席される天皇、皇后両陛下=13日午後3時8分、東京都千代田区
日本国際賞授賞式に臨席される天皇、皇后両陛下=13日午後3時8分、東京都千代田区

結核予防会の総裁を務める秋篠宮妃紀子さまは11日、同会結核研究所(清瀬市)を訪れ、担当者らから新型コロナ対応や結核の現状について説明を受けられた。市郷土博物館にも立ち寄り、テーマ展示「結核療養と清瀬」を視察された。

展示は、東京府立清瀬病院(当時)が開院した昭和6年以降、多くの結核療養所が開院した歴史や、療養生活を送った歌人や俳人の作品、結核予防を呼びかける当時の啓発資料などを紹介。啓発のポスターや楽譜を前に紀子さまは、「貴重ですね」「音楽がたくさんですね」と述べられた。

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