難波エリアで「チャーフェス」 南海などが活性化案

懇談会が公表した未来の難波エリアのイメージ図
懇談会が公表した未来の難波エリアのイメージ図

大阪商工会議所と南海電気鉄道でつくる懇談会は15日、2025年大阪・関西万博やカジノを含む統合型リゾート施設(IR)開業を見据えて、大阪市の難波エリアを観光都市として盛り上げるためのビジョンを発表した。最初の取り組みとして、万博開催時に地元の商店街や文化芸能を参加者が回遊して楽しめるイベントの実施を目指す。

大商と南海は昨年7月に懇談会を設置し、難波エリアの商店街や町会、企業などとともに、新型コロナウイルス禍による訪日外国人客消失でダメージを受けた地元のまちづくりについて議論を重ねてきた。

ビジョンでは、難波エリアについて伝統的な芝居文化や商店街が混在し、地域の個性を生み出していると分析。万博開催やIR、鉄道新線「なにわ筋線」開業を関西経済が大きく動くチャンスととらえ、地域性を生かしたまちづくりを進めることで国際的な観光都市を目指すことを提案した。

具体的な取り組みとして、万博が開催される年に、難波の街全体でカルチャー(文化)やベンチャー企業などから着想したイベント「難波チャーフェス(仮称)」の開催を提言。「食いだおれ」や文化芸術、商店街、新興企業の技術力を発信するイベントなどを同時に開催し、回遊してもらう。実施主体や開催方法などについては今後、大商や南海が地元関係者らと詰める。

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