国内温室ガス7年連続減 20年度、最少を記録 コロナ影響

環境省などが入るビル=東京都千代田区
環境省などが入るビル=東京都千代田区

環境省は15日、国内の2020(令和2)年度の温室効果ガス排出量は二酸化炭素(CO2)換算で前年度比5・1%減の11億5千万トンだったとの確定値を発表した。統計を取り始めた1990年度以降で最も少なく、7年連続の減少。新型コロナウイルス感染症の流行に伴う製造業の生産量減少や、再生可能エネルギーの導入拡大が影響したという。

部門別には、産業部門が前年度比8・1%減、運輸部門は10・2%減になった一方で、家庭部門は4・5%増となった。自宅で過ごす時間が増えたためとみられる。

全体の排出量は、日本の削減目標の基準年となっている13年度比では18・4%減。政府は30年度の排出量を13年度比46%減らすことを目指す。山口壮環境相は閣議後の記者会見で「気を緩めず取り組みを継続する。特にウクライナ情勢を踏まえれば、再生エネ導入や省エネ徹底の加速が重要だ」と述べた。

会員限定記事会員サービス詳細