岸防衛相、露ミサイル発射「海上勢力の近代化示す」

ロシア太平洋艦隊の潜水艦が日本海で実施した巡航ミサイル「カリブル」の発射演習(ロシア国防省提供、タス=共同)
ロシア太平洋艦隊の潜水艦が日本海で実施した巡航ミサイル「カリブル」の発射演習(ロシア国防省提供、タス=共同)

岸信夫防衛相は15日の記者会見で、ロシア海軍が14日に日本海で発射した潜水艦発射型巡航ミサイル「カリブル」について、昨年11月にロシア海軍太平洋艦隊に配備された2隻の潜水艦から発射されたもので、実戦配備後の発射訓練だったとの見方を示した。

岸氏は、ロシアが通常戦力の近代化の一環としてカリブル搭載艦の増勢を図っていると指摘。昨年1月など過去にも新たに配備された搭載艦からの発射を公表していることから、岸氏は「実戦配備後の発射訓練であって、現下の(ウクライナ侵攻中の)情勢にあっても海上勢力の近代化を内外に示したいとの意向がある」との分析を示した。

ロシアメディアは14日、太平洋艦隊の潜水艦2隻が日本海で巡航ミサイル「カリブル」の発射演習を行ったと伝えた。日本海では海上自衛隊が米海軍の原子力空母と共同訓練を実施中で日米を牽制(けんせい)する狙いとみられる。

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