中国が台湾周辺で軍事演習 米議員団訪台に反発

中国国旗と台湾の旗(ロイター)
中国国旗と台湾の旗(ロイター)

【北京=三塚聖平】中国人民解放軍で台湾方面を管轄する東部戦区は15日、台湾周辺の海空域で爆撃機や戦闘機、艦船による統合軍事演習を同日実施したと発表した。台湾問題に関する米国の「誤ったシグナル」への対応だと強調した。中国政府は、米国の議員団の台湾訪問に反発している。

国防省の呉謙(ご・けん)報道官も同日、談話を発表し、米議員団の訪台を「中米関係の政治的な基礎を深刻に損ない、台湾海峡の緊張のさらなるエスカレートを引き起こす」と非難し、軍事演習について「台湾海峡の安全と国家主権を守るのに必要な行動だ」と主張した。

また、中国外務省の趙立堅(ちょう・りつけん)報道官も同日の記者会見で、米議員団が台湾の蔡英文総統と会談したことに対し、「米台の公的な往来を停止すべきだ。無責任な言論も表明すべきでない」と述べた。軍事演習について「議員団の訪台を含む米国のマイナスな行動への対抗だ」と強調した。

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