14日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比113・36ドル安の3万4451・23ドルで取引を終えた。米長期金利の上昇を背景に、割高感が意識されたIT銘柄に売り注文が広がった。
朝方には金融大手ゴールドマン・サックスなどの四半期決算の内容が好感され、320ドル超上昇する場面もあった。
米長期金利の指標となる10年債利回りは一時2・83%台に達した。米連邦準備制度理事会(FRB)による大幅利上げ観測などから売り注文が優勢となり、利回りが上昇した。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も反落し、292・51ポイント安の1万3351・08。
個別銘柄では、ITのセールスフォース・ドットコムやアップルの下げが目立った。スポーツ用品のナイキは大幅に上昇した。(共同)