略称「民主党」 立民と国民民主の対立に拍車

記者会見する立憲民主党の泉代表=15日午前、国会
記者会見する立憲民主党の泉代表=15日午前、国会

立憲民主党は15日までに、夏の参院選比例代表で略称「民主党」を用いる方向で最終調整に入った。昨年の衆院選比例代表では民主党を源流とする立民と国民民主党がともに略称「民主党」を用いて多数の案分票が生じており、同様の事態が起きかねない。

立民の泉健太代表は15日の記者会見で、略称について「民主党とつながる政党に投票しようという考え方を持った方がいる。当然、配慮しないといけない」と述べた。立民と国民民主が民主党を使わない場合、「民主党という略称を使う全く別の政党に票が流れる可能性もかなりある」と話した。

先の衆院選で「民主党」と書かれた票は約362万票あり、立民に約295万票、国民に約66万票が割り振られた。両党は略称の扱いを話し合ってきたが、国民民主が令和4年度予算に賛成して以降、関係が悪化。国民民主の榛葉賀津也幹事長は15日の会見で、立民側から協議を打ち切られたと説明し、「理解できない」と不快感を示した。

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