「痛み伴う笑い」に警鐘 BPO、罰ゲーム企画など

放送倫理・番組向上機構(BPO)の青少年委員会は15日、罰ゲームやドッキリ企画などを含む「痛みを伴うことを笑いの対象とする」テレビのバラエティー番組について、「青少年が模倣し、いじめに発展する危険性も考えられる」とする見解を公表した。

見解では、芸人を落とし穴に6時間放置した番組などを挙げ、笑いながらVTRを視聴する場面が放送されることで、同委員会が平成19年に公表した罰ゲームなどに関する見解で述べた「形成途上の人間観・価値観の根底が侵食され変容する危険性」が現実化しかねないと言及。「いじめ場面の傍観を許容するモデル」になることを懸念した。

その上で、「他人の心身の痛みを嘲笑する」演出が、視聴する青少年の「共感性の発達や人間観に望ましくない影響を与える可能性がある」とし、制作者に配慮を求めた。

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