れいわ・山本代表が参院選出馬へ 冷ややかな声も

衆院に議員辞職願を提出後に会見を行う、れいわ新選組の山本太郎代表=15日午後、国会内(矢島康弘撮影)
衆院に議員辞職願を提出後に会見を行う、れいわ新選組の山本太郎代表=15日午後、国会内(矢島康弘撮影)

れいわ新選組の山本太郎代表は15日の記者会見で、衆院議員を辞職し、夏の参院選で選挙区に立候補すると表明した。どの選挙区から出馬するかは明言しなかった。「参院選後は最大3年間、国政選挙がない可能性がある。政治の暴走を少しでも止められるように勢力を拡大する必要がある。私というエンジンをフル活用する」と理由を語った。

参院選比例代表ではない理由について「れいわ票のうち100万票を私が食うだけだ。確実に1議席を取りに行くほうが全体にプラスだ」と説明した。選挙区に関しては「今は言わない。指定席が決まっているようなところを崩しにいきたい」と述べた。東京、愛知、福岡の各選挙区は否定した。当選した場合は6年間の任期を全うすると明言した。知名度の高さを生かして、比例票を上積みする狙いもありそうだ。

山本氏は参院議員を1期務めた後、令和元年参院選で落選し、昨年10月の衆院選比例東京ブロックで当選して国政に復帰したばかりだ。野党幹部は「半年で衆院議員を投げ出すことは、有権者に党利党略だと見透かされるだろう」と冷ややかだ。しかし、山本氏は「党で得た議席だ。投票してくれた人への裏切りにはならない」と反論した。

会見に先立ち、山本氏は衆院に議員辞職願を提出した。辞職が認められれば、れいわの比例名簿で次点だった櫛渕万里氏が繰り上げ当選する。(沢田大典)

会員限定記事会員サービス詳細