全線再開の東北新幹線、通常ダイヤ復帰はGW明けに

東北新幹線が全線で運転を再開。最後の不通区間だった福島ー仙台間を走る東北新幹線の車両=14日午前、福島市(鴨川一也撮影)
東北新幹線が全線で運転を再開。最後の不通区間だった福島ー仙台間を走る東北新幹線の車両=14日午前、福島市(鴨川一也撮影)

震度6強の地震で脱線した東北新幹線は14日に運休区間が全て解消し、本格的な観光シーズンを迎えるゴールデンウイーク(GW)前の全線再開にこぎ着けた。だが応急処置的な修繕箇所もあり、当面は一部減速し、本数を8、9割程度に抑えた臨時ダイヤで運行。JR東日本は完全復旧へ向けた作業を急ぎ、GW明けの早い時期の通常ダイヤ復帰を目指す。

JR東によると、当初は20日前後の全線再開を見込んでいた。JR各社が協力して資材や作業車などを提供し、日程の前倒しが可能となった。だが最高速度の320キロで走行するには、線路幅や列車に電力を供給する架線の張りをミリ単位で調整する必要がある。それまでは郡山―一ノ関で最高速度を平常時の半分にして運転する。

所要時間は東京から仙台まで約30分、盛岡まで約1時間、それぞれ長くなる。各駅の終電の発車時刻は最大約1時間早まる。

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