「YOSAKOIソーラン祭り」、万全の感染対策で3年ぶり開催へ

祭りのキャッチコピーをPRする実行委員会=14日午後2時40分ごろ、札幌市中央区(坂本隆浩撮影)
祭りのキャッチコピーをPRする実行委員会=14日午後2時40分ごろ、札幌市中央区(坂本隆浩撮影)

北海道を代表する催事「YOSAKOIソーラン祭り」(組織委員会など主催)が3年ぶりに6月8日から5日間、札幌市などで開催される。今年は市内10カ所のほか、サテライト会場の旭川市と帯広市を加えた12会場を舞台に約200チームが出場する予定だ。担当者は「多くの関係者と30年かけてつくり上げてきた祭り。しっかり新型コロナウイルスの感染拡大防止対策を講じた上で開催したい」と語った。

第31回となる今回は新型コロナに対応する新しいスタイルをイメージし「TO THE NEXT STAGE~新たな舞台、開幕。~」をキャッチコピーに設定。道の指針に基づいて作成した感染拡大防止対策ガイドラインを踏まえ、感染状況の確認や把握、各会場や参加者・スタッフの感染予防対策などを進めながら開催を目指す。

この中では祭り開催エリアの縮小とともに、参加者が演舞する際のマスク着用義務付け、感染拡大地域から参加者に対して直前のPCR検査による陰性確認なども条件とする方向で調整している。

また、札幌市内10会場のうち、大通公園会場は立ち見などで人が集まらないよう、周囲から観覧できない高さ2メートル程度の目隠し幕を設置し、観覧エリアはすべて有料とする。このほかの会場は通行人と観覧エリアを分けるなどの対策を講じる方針だ。

コロナ前は道内を中心に約280チーム(約3万人)が札幌に集まるなど一定の経済効果があった祭りだが、今回の参加チーム数はその6、7割にとどまる見通し。事務局の担当者は「コロナと共生したイベントとして手探りの部分も多い」と語る。

道内の新規感染者数は再び増加の兆しが出始めているが、実行委は「イベント自粛を求める緊急事態宣言が出たりした場合は開催が難しくなるかもしれないが、大通公園の催事は原則開催する方向とする札幌市の方針を踏まえて開催準備を進めたい」としている。

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