「仮面ライダー」制作現場で残業代未払い、東映に是正勧告

残業代未払いなどがあったとして、大手映画会社「東映」が中央労働基準監督署(東京)から是正勧告を受けていたことが14日、分かった。20代女性社員と加入する労働組合が記者会見した。テレビ作品「仮面ライダー」シリーズの制作現場で働いた際、時間外労働や休日労働の割増手当が不十分だったという。

労組「総合サポートユニオン」によると、女性社員は昨年1月から「仮面ライダー」のプロデューサー補佐として本格的に勤務。早朝から深夜まで働くこともあったが、東映は労働時間を把握せず「固定時間外手当」として時間外や休日の割増賃金を月約14万円しか支払わなかったという。

東映は労使協定(三六協定)で残業時間の上限を月45時間と定めていたが、労基署は撮影現場で見習いをしていた令和元年12月~2年2月に上限を超過したと判断。女性側はこの間の残業時間は最長月113時間に上ったとしている。女性は体調を崩し昨年6月から休職中。

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