52イニング適時打なし 阪神、打線組み替えも実らず

【中日ー阪神】七回、見逃し三振を喫し、苦い表情を浮かべる阪神の大山=バンテリン(宮沢宗士郎撮影)
【中日ー阪神】七回、見逃し三振を喫し、苦い表情を浮かべる阪神の大山=バンテリン(宮沢宗士郎撮影)

打線の大幅な組み替えも、特効薬にはならなかった。阪神は中日先発の柳に1点に抑えられ、今季4度目の同一カード3連敗。矢野監督は開幕から不動の4番だった佐藤輝を2番に、代わって大山に今季初めて4番を託したが、貧打は解消されなかった。

昨季、チーム打率1割6分7厘と苦手にした柳に苦もなくひねられた。六回、梅野とロハスの安打で2死一、三塁としたが、佐藤輝があえなく凡退。八回2死一、三塁の好機では中野が遊ゴロに倒れた。九回、大山の犠飛で1点を返し、完封を免れるのがやっとだった。

チャンスであと一本を欠くのは、今に始まったことではない。ここ5試合で計3得点。適時打は実に52イニングも出ていない。「本塁打を何本も打つ打線ではないので、足を絡めながら何とかつなぐ。そういうことをしっかりやっていかないとダメかなと思う」。矢野監督は努めて冷静にそう言った。

17試合を終え、1勝15敗1分け。勝率は6分3厘にとどまる。開幕早々、他の5球団から置き去りにされた阪神。泥沼から抜け出す兆しは一向に見えない。(上阪正人)

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