渡辺明二冠が勝ち、挑戦者決定戦進出 ヒューリック杯棋聖戦

第93期ヒューリック杯棋聖戦決勝トーナメント準決勝で久保利明九段(右)を破り、前期に続いて挑戦者決定戦に駒を進めた渡辺明二冠=14日、東京・千駄ケ谷の将棋会館
第93期ヒューリック杯棋聖戦決勝トーナメント準決勝で久保利明九段(右)を破り、前期に続いて挑戦者決定戦に駒を進めた渡辺明二冠=14日、東京・千駄ケ谷の将棋会館

将棋の最年少5冠、藤井聡太棋聖(19)=竜王・王位・叡王・王将=への挑戦権を懸けた第93期ヒューリック杯棋聖戦決勝トーナメント準決勝、渡辺明二冠(37)=名人・棋王=対久保利明九段(46)戦が14日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で指され、先手の渡辺二冠が211手で勝ち、前期に続いて挑戦者決定戦進出を決めた。

渡辺二冠は挑戦者決定戦で、永瀬拓矢王座(29)対佐々木大地六段(26)戦の勝者と対戦する。

前期に続いて棋聖挑戦を目指す渡辺二冠と棋聖初挑戦を狙う久保九段との対局。振り駒の結果、渡辺二冠の先手で午前10時、対局が始まった。

戦型は渡辺二冠の居飛車、久保九段の三間飛車での対抗形となった。一進一退の攻防が続き、両者とも1分将棋のまま終盤戦に突入。渡辺二冠が優位に進めるものの久保九段が驚異の粘りを見せ、200手を超える熱戦となった。しかし、渡辺二冠の的確な指し回しの前に久保九段が午後8時52分、投了を告げた。

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