陸自、米海兵隊との共同訓練を国内実施

防衛省外観=東京都新宿区(川口良介撮影)
防衛省外観=東京都新宿区(川口良介撮影)

陸上自衛隊は14日、各国陸軍種間で今年度実施する主な共同訓練について発表した。離島防衛を想定した米海兵隊との共同訓練「アイアン・フィスト(鉄拳)」について、今年度は沖縄県内に拠点を置く「第31海兵遠征部隊(31MEU)」とともに来年1~3月に日本国内で行う。海洋進出を強める中国を念頭に、日米はより実用的な内容へと訓練の質を高める。

アイアン・フィストは平成17年以降、前身から含めて陸自水陸機動団と米海兵隊との間で、離島奪還を想定した水陸両用作戦の練度向上を目的に、米カリフォルニア州の海兵隊基地などで行われてきた。今年度は、これまで別々に行われていた沖縄県金武(きん)町のキャンプ・ハンセンに拠点を置く31MEUとの訓練を統合した上で日本国内で行う。

一方、多国間訓練では日米とインドネシアの3カ国での実動訓練を今年7~9月、新たに実施する。インドネシア陸軍との共同訓練は初めて。陸自トップの吉田圭秀陸上幕僚長は14日の定例記者会見で、「インド太平洋地域における望ましい安全保障環境の創出により一層寄与していきたい」と述べた。

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