浪速風

怪物たち

球界から「平成の怪物」が惜しまれつつ去ったと思ったらこの春、「令和の怪物」が登場した。いわずもがな、前者は西武ライオンズなどで活躍した松坂大輔さん。後者は先日、最年少で公式戦完全試合を達成した千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希選手である。だからプロ野球はおもしろい

▶思うに才能に恵まれたプロの世界でも、数年か、いや10年、20年に一人くらい、飛び抜けたスター性を持つ選手が現れる。もちろん最近では米大リーグ、エンゼルスで活躍する大谷翔平選手のように100年に一人といえる規格外のスターもいるけれど

▶ただ、彼らが野球というジャンルを超えて敬意を払われるのは、スポーツという実力勝負の世界で結果を残したからだ。プロとはそういうもの。勝ってなんぼの業界である。今、セパ両リーグで最下位に沈んでいる2チームはいずれも人気の高い球団だが、はいつくばってでも勝つ、そんな執念を見せてもらいたい。

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