横浜ベイエリア「ヌン活」花盛り ひしめく提供店

海を見ながら楽しめるヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルのラウンジ=横浜市
海を見ながら楽しめるヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルのラウンジ=横浜市

ホテルのラウンジなどで優雅な時間を過ごすアフタヌーンティーの人気が新型コロナウイルス禍をきっかけに加速し、サービスの提供店を巡り歩く活動が「ヌン活」と呼ばれて盛り上がりを見せるなか、一流ホテルを筆頭に提供店がひしめき、サービスの充実や新規開店も目立つ横浜市のベイエリア一帯が、多くの愛好者からの注目を集めている。

アフタヌーンティーは、女性客を中心にもともと人気が高かったが、コロナ禍によってさらに過熱した。夜間や大人数での会食などと違って制約を受けにくい上、自粛の窮屈さから解放されて優雅なひと時を楽しめることが需要に拍車をかけたのだ。提供側も、コロナ禍による売り上げの落ち込みを補える有効な手段として、メニューやサービスの充実を図り、利用客の取り込みに力を入れてきた。

「インスタ映え」も

「コロナで遠出できない方々の〝プチぜいたく〟需要で人気が加速したようだ」と話すのは、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルの広報担当、川井優子さんだ。コロナ禍が始まった2年前以降、利用者が増加。特に「第6波」による蔓延(まんえん)防止等重点措置が適用されていた年明け以降は、予約が殺到する人気ぶりだという。

2階のラウンジ&バー「マリンブルー」では現在、女性に人気のイチゴをテーマにした「ストロベリーアフタヌーンティー」を提供。「季節ごとにメニューを変えることで、いつ行っても何度でも楽しめるようにしている」と話す。

2時間の利用で価格は4700円(税込み)。利用者は20~30代の女性を中心に年齢層は幅広く、多くは1~3人客だという。スマートフォンなどでの撮影に時間を費やす客の姿が目立つといい、「インスタ映え」する写真が撮りやすいことも人気の理由の一つのようだ。

「ヌン活」にいそしみ、この3月に同ホテルでアフタヌーンティーを楽しんだという東京都内に住む会社員の女性(27)は「横浜で海を見て過ごす時間が好きで、いろいろな店を巡っている」と話した。

また、横浜市内に住む公務員の女性(34)も、「友人と会うときにバーや居酒屋に行きにくくなったので、アフタヌーンティーを利用するようになった」と話した。

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