コロナ非対応病院でも「初期治療を」 大阪府が要請

大阪府庁=大阪市中央区
大阪府庁=大阪市中央区

新型コロナウイルスの感染「第7波」に備え、大阪府はコロナ患者を受け入れていない病院に対し、入院患者に陽性が判明した際、初期段階では自院で治療を行うよう要請し、治療体制の強化を進めている。

オミクロン株の派生型「BA・2」への置き換わりが進み、感染者の急増が懸念される中、地域医療圏ごとに、コロナ治療の経験が豊富な基幹病院が他の病院に指導・助言するネットワークを構築する。

府は、コロナ患者を受け入れていない310病院に調査を実施。12日までに回答した216病院のうち、肺炎症状がある「中等症1」以上の患者に「自院で対応できる」としたのは36・1%にとどまった。中和抗体薬の投与や経口治療薬の処方の実績があるのはいずれも4割未満だった。

府は5月中旬をめどに、非受け入れ病院でも何らかのコロナ治療ができる体制を整備する方針だ。

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