喫茶店「英國屋」創業者 松本孝氏が死去

喫茶店「英國屋」の創業者、松本孝氏
喫茶店「英國屋」の創業者、松本孝氏

喫茶チェーン「英國屋」を展開する三和実業の創業者で会長の松本孝(まつもと・たかし)氏が12日、死去した。88歳。大阪府出身。葬儀・告別式は近親者で行う。喪主は妻で副社長の智津子(ちづこ)氏。後日、お別れの会を開く予定。

関西学院大経済学部を卒業。日本ビクター(現JVCケンウッド)に入社したが、松下電器産業(現パナソニックホールディングス)の傘下に入り、大量生産・大量販売を目指す路線にかじを切ったことに反発して退職。急成長する米国の外食産業に衝撃を受け、昭和44年に会社を設立、50年に大阪・心斎橋に「高級喫茶」を売りにした英國屋1号店をオープンした。現在、チェーンは関西や首都圏を中心に40店舗に拡大している。

平成22年に約40年間務めた社長を退き、会長就任。大阪外食産業協会の会長、大阪商工会議所の常議員なども歴任し、外食産業や地元経済の発展に力を尽くした。生前、産経新聞の取材に「喫茶業は地域の人に喜んでもらうことが一番」と語っていた。

同社は、関西の有力成長企業でつくる「関西中堅企業の会」メンバー。


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