露情報機関の150人解雇 プーチン氏が「粛清」

ロシアのプーチン大統領(ロイター=共同)
ロシアのプーチン大統領(ロイター=共同)

英紙タイムズ(電子版)は13日までに、ロシアの情報・特務機関「連邦保安局」(FSB)の職員約150人が解雇され、その一部は逮捕されたと報じた。ウクライナ侵攻作戦が難航していることにプーチン露大統領が激怒し、「粛清」を始めたという。

解雇されたのは、プーチン氏がFSB長官だった1998年に設立された「第5局」と通称される部署の職員で、旧ソ連諸国をロシアの勢力圏にとどめるための作戦を任務としている。逮捕された幹部らはウクライナ情勢について大統領府に「虚偽の情報」を報告した責任を問われており、他の職員も同様の理由で解雇されたとみられる。

同紙は大量解雇について「侵攻の失敗に対するプーチン氏の怒りの兆候」だとし、第5局が作戦で巨額を浪費したとも伝えた。FSBは旧ソ連国家保安委員会(KGB)の国内部門を引き継いだ機関。

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