自宅マンションのトイレや脱衣場に小型カメラを設置し友人の女性3人を盗撮したとして、京都府警は12日、府迷惑防止条例違反(卑わいな行為の禁止)容疑で、京都市左京区の京都大3年の男(22)を逮捕した。「性的欲求を満たすため。(盗撮動画を販売することで)小遣い稼ぎになると思った」と容疑を認めているという。
男は男女の友人グループを自宅に招いては、少なくとも4年前から20人以上の女性に対し約400回にわたり動画を撮影していた。
逮捕容疑は昨年3~12月、自宅のトイレや脱衣場に設置した小型カメラでいずれも21歳の友人の女子大学生3人を7回盗撮したとしている。
府警によると、男はトイレの天井につるした観葉植物や穴をあけた歯磨き粉のチューブなど4カ所にカメラを設置して盗撮。撮影した動画をツイッターに投稿しており、2月に女性から相談を受けた府警が捜査を進めていた。