マクロン大統領、決戦投票に向け選挙運動 ルペン氏の地盤で

11日、フランス北部ドゥナンを訪れたマクロン大統領(中央)(AP=共同)
11日、フランス北部ドゥナンを訪れたマクロン大統領(中央)(AP=共同)

【パリ=三井美奈】フランス大統領選で再選を目指すマクロン大統領は11日、24日の決選投票に向けた選挙運動を開始した。決選投票で対決する極右「国民連合」のルペン候補の地盤、仏北部ドゥナンで支持を訴えた。

ドゥナンはかつての炭鉱街で労働者層が多く、10日の第1回投票ではルペン氏が約4割を得票した。マクロン氏は11日、街頭で住民から「あなたに前回投票したが、後悔している。高齢者に冷たいから」という言葉を投げかけられ、「高齢者に安定した生活をしてもらうよう、みんなが働かねばならない」と応じた。ルペン氏は11日、中部ヨンヌで、農家に生活支援策への理解を訴えた。

マクロン氏は2017年の前回大統領選の決選投票で、第1回投票で敗退した保革中道政党の支持を得てルペン氏に大勝した。今回は中道政党の低迷で、前回並みの票の上積みが期待できず、厳しい戦いを強いられている。10日の第1回投票では、首位のマクロン氏、2位のルペン氏の2人が決選投票進出を決めた。

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