老人ホームでALS患者死亡、95歳男性を不起訴

大阪府高石市の老人ホームで国指定の難病「ALS(筋萎縮性側索硬化症)」を患う入居者が死亡した事件で、人工呼吸器の電源を切ったとして殺人容疑で書類送検された男性(95)について、大阪地検堺支部は12日、嫌疑不十分で不起訴にしたと発表した。処分は4日付。同支部は「起訴するに十分な証拠が収集できなかった」としている。

入居者の吉見英昭さん=当時(62)=は昨年12月に死亡。呼吸器のスイッチから当時入居していた男性のDNA型が検出された。大阪府警は、男性が認知症で意思疎通が困難として、書類送検時に起訴を求めない意見を付けていた。

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