対露「最恵国待遇」撤回の改正案審議入り 首相「強固な制裁重要」

岸田文雄首相=12日午後、国会・衆院本会議場(矢島康弘撮影)
岸田文雄首相=12日午後、国会・衆院本会議場(矢島康弘撮影)

ロシアに対する貿易上の優遇措置「最恵国待遇」を撤回するための関税関連法の改正案が12日、衆院本会議で審議入りした。岸田文雄首相は趣旨説明に臨み「一刻も早い停戦を実現し、ロシアによるウクライナ侵略をやめさせるためには、国際社会が結束して強固な制裁を講じていくことが重要だ」と述べた。

この日の本会議では、ロシアが暗号資産を使って制裁逃れをすることを避けるための外為法改正案も審議入りした。鈴木俊一財務相は「暗号資産が制裁の抜け穴として悪用されないよう制裁の実効性をさらに強化する」と説明した。政府は両法案の今国会での成立を目指している。

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