北京五輪断念も視野だった 小平負傷で結城コーチ

記者会見で、現役引退の意向を表明するスピードスケート五輪金メダリストの小平奈緒。奥は結城匡啓コーチ=12日午後、長野市
記者会見で、現役引退の意向を表明するスピードスケート五輪金メダリストの小平奈緒。奥は結城匡啓コーチ=12日午後、長野市

スピードスケート女子の小平奈緒(相沢病院)を指導する結城匡啓コーチは12日、右足首捻挫で惨敗した2月の北京五輪前に出場断念も視野に入れていたことを明らかにした。記者会見で「1月下旬にはスタートラインにつけるのかというのが正直な気持ちだった。いつまでなら補欠と入れ替えができるか。人に迷惑をかけないことも頭をよぎった」と述べた。

小平は1月15日に雪解け水の氷で滑って負傷。しゃがめず、ジョギングもできないほどの状態で、結城コーチは「スピード滑走はできるが、できないのがスタートだった」と振り返った。

500メートルのレース前は最後までもがいた。当日は患部のテーピング数本のうち一つを外したが「結果的にこの1本が命綱だった。1歩目の左足が出なかった」と話した。

500メートルは17位、1000メートルは10位。小平は負傷について「言いたくない」との考えだったが、最終的に報道陣に公表した。

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